成り立ちから探す

伊豆半島の歴史は(続きを読む)

 伊豆半島の歴史は地層や化石などの証拠から、約2000万年前までたどることができます。半島の成り立ちは、おおまかに6ステージに分類されています。

 各ステージをクリックすると、そのステージを代表する見どころが表示されます。

 画面右上の[googleサイト内検索]で、地名などから検索できます。

深い海底での火山活動の時代

本州の南、数百Km隔たった深い海底で火山群が活動しました。

約2000万年前~1500万年前

仁科層群

西伊豆の仁科川流域で見られます。

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深い海底での火山活動の時代

フィリピン海プレートの北上に伴い、海底火山群も北上しました。

約1500万年前~1000万年前

湯ヶ島層群

主に西伊豆と中伊豆の山地で見られます。

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浅い海底での火山活動の時代

フィリピン海プレートの北上伴い隆起して、浅い海底での火山活動が続きました。

約1000万年前~200万年前

白浜層群

主に南伊豆と西伊豆で見られ、北伊豆と中伊豆の一部でも見られます。

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本州との衝突の時代

衝突により、一部が隆起して陸化が始まりました。

約200万年前~100万年前

熱海層群(下部)

半島になる前に、本州と伊豆の間にあった海に溜まった砂や泥が、中伊豆の一部で見られます。

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大型陸上火山の時代

約60万年前に、伊豆は本州から突き出た半島になりました。陸地となった伊豆半島の各地で、13もの大型火山が噴火・成長して、現在の伊豆半島の骨格を形作りました。

約100万年前~20万年前

熱海層群(中部)

主に北伊豆と中伊豆、東伊豆で見られます。

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伊豆東部火山群の時代

約20万年前に、箱根火山を除く他の火山は噴火活動を停止し、代わりに東伊豆で小さな火山が、100近く噴火しました。1989年に手石海丘の海底噴火が最新の噴火です。

約20万年前~現在

熱海層群(上部)

東伊豆と中伊豆で見られます。

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