八木沢西

雀島の陸側には、岩脈が露頭します。

岩脈の北には、海食された崖に板状節理が見られます。

米崎港北のゴロタの二つの大石の間に、斜長石の斑晶を有するラグビーボールのような石が挟まれています。

米崎から見る恋人岬の断崖

米崎港の南のゴロタ浜の先に、海食された洞穴があり、ここで行きどまりです。

恋人岬の先端が廻り崎の磯場です。海上から見るのが安全のようです。

恋人岬の南側に広がるオオモや横瀬の磯場が見えています。左奥は下村漁港です。画面中央左上に、展望台が見えます。

米崎からテイクオフして、恋人岬（先端がマワリ崎）から、南の磯場を空撮しました。

恋人岬南の海岸を、静岡県点群データから、3D地形図を作成しました。

恋人岬（マワリ崎）の南の磯場のひとつがオオモです。オオモの先端は水底土石流の堆積物が固結しています。

オオモ先端から廻り崎の離れ磯・ビシャゴが見えます。

オオモの南の磯場が横瀬です。

恋人岬の南にある断崖に磯場のナベウラがあります。

ナベウラから郡境の磯とその離島の女郎島が見えます。

廻り崎から南の海食崖には、変わった地層が見られます。ただし、海上から。

海上から見るのが安全ですが、ナベウラ付近は奇岩が連続します。

郡境の磯と呼ばれる磯場で、賀茂郡と田方郡の境界でした。

ここにも奇岩が続きます。

ナベウラから郡境の磯周辺の磯場を空撮しました。

小下田の浅間山の登り口には、本塘と呼ばれるため池があります。

千年以上の歴史のある小下田最古の神社で、祭神は岩倉姫命です。水底土石流の磐座を神域にしています。

尖ったピークを持つ浅間山の麓に本塘のため池が見えます。

ため池付近からテイクオフして、浅間山周辺を空撮しました。

明応七年の大津波で、社と周りの家が流されました。その後、村人は神社より高い所に移り住みましたが、社を元の位置に建てて、入口となる鳥居は上に建てました。集落から神社に詣でるのに、下ることになるので、下り宮（さがりみや）と呼ばれます。

恋人岬のある米崎の道路沿いの松林に、立木釈尊（たちぎしゃくそん）と呼ばれるお堂があります。お堂の中には、この近くに自生していた松の大木に刻まれた釈迦如来像が、祀られています。

米崎を流れる沢にかかる小さな滝です。滝の右隣にある石祠は不動明王を祀っているようです。滝の右の洞には手掘りの洞窟があります。金の試掘がされたのでしょうか？

坂ノ上を流れる沢には、おかる滝が落ちます。地元ではおかるとんぶと呼んでいるそうです。