千貫門は烏帽子山(えぼしやま)の山頂に祀られている雲見浅間神社の門に見立てられています。昔、この岩を見ることが千貫文の価値があると称えて、千貫門と呼ばれているそうです。千貫門の岩体は、烏帽子山と同様に、火山の根が隆起した際に、中央部が波で侵食されて穴が貫通したものです。
Information
- あり-無料-数台(雲見港または雲見浅間神社に駐車して)
- 松崎発の東海バスに乗車、雲見入谷バス停で下車。徒歩30分ほど
- なし(雲見浅間神社のトイレ利用)
- 難易度
- ハイキング
- 安全情報
- 雲見入谷(くもみいりや)から千貫門への遊歩道は、崖の崩壊が発生すると通行止めとなります。石段は滑りやすいので注意して通行しましょう。
周辺の見どころ
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千貫門
海岸に降り立つと、千貫門の岩体を観察できます。柱状節理(ちゅうじょうせつり)が発達しています。
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海上からの千貫門
以前は、クルーズ舟が千貫門の穴を通航したこともあったそうです。
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千貫門・空撮
千貫門を周囲から空撮しました。
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岩峰 3Dモデル
千貫門の北隣に浮かぶ小さな岩峰を3Dモデルにしました。
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日の入り
季節によっては、千貫門の穴に入日が入るところを海岸から見れます。
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ゴロタ浜
千貫門のゴロタ浜
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岩脈(がんみゃく)
千貫門の北にも小さな岩脈が侵食に耐えて残ります。
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ザップン
千貫門のゴロタ浜を南に下ると、ザップンと呼ばれる磯場があります。キャンプ場の崖下に位置します。一色凝灰岩層が熱水で変質して赤くなっています。
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サネモリさん
ザップンの海側の崖に、オレンジ色に変質している部分がサネモリさんと呼ばれています。
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サネモリさん
海上から見上げると目立ちます。
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キャンプ場からの烏帽子山
キャンプ場には、千貫門・烏帽子山の夕焼けが見られる展望所(有料)が設けられています。