• 雲見(くもみ)

        
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岩地・石部・雲見と続く三浦海岸の南はしにある小さな漁村です。海底火山の根が隆起してできた急峻な烏帽子山(えぼしやま)がシンボルです。

雲見
地域
西伊豆エリア
ジオサイト
雲見
地層分類
伊豆半島が南の浅い海底で活動していた海底火山群から噴出した白浜層群の地層
住所
静岡県賀茂郡松崎町雲見
キーワード
火山の根

Information

 
あり-無料-数台(夏季有料)
 
松崎発の東海バスに乗車、雲見バス停で下車
 
あり
難易度
ハイキング
安全情報
烏帽子山(雲見浅間神社)の石段は急です。転倒に注意して歩きましょう。

周辺の見どころ

  • 烏帽子山(えぼしやま)
    烏帽子山

    南の千貫門(せんがんもん)から見上げる烏帽子山は標高160mの火山の根です。周囲の火砕物は侵食されて、海から屹立する急峻な烏帽子山は冷え固まったマグマそのものなのです。

  • 烏帽子山山頂
    烏帽子山山頂

    烏帽子山の山頂の岩場には、狭いながらも展望台が設けられていて、360度のパノラマが展望できます。

  • 烏帽子山西壁
    烏帽子山西壁

    陸から見ることができない西壁を空撮しました。

  • 烏帽子山空撮

    烏帽子山をドローンで空撮しました。

  • 参道入口
    参道入口

    烏帽子山にはイワナガヒメが祀られていて、麓から急な石段(428段ほど)の参道がが続きます。

  • 相思(そうし)の根
    相思の根

    参道の途中には、2本の樹の根元が一つになっていて、相思の根と呼ばれます。

  • 御嶽浅間宮(おんたけせんげんぐう)の本殿
    御嶽浅間宮の本殿

    山頂手前に、イワナガヒメを祀る本殿があります。

  • 山頂から北のパノラマ
    山頂から北のパノラマ

    山頂から北には西海岸とその先には富士山が見えることもあります。イワナガヒメが怒るので、参拝中には富士山を褒めないでください。

  • 山頂から南のパノラマ
    山頂から南のパノラマ

    狭い山頂の絶壁から南に、千貫門と高通山(たかとおりやま)・波勝崎(はがちざき)が見渡せます。

  • 3D地形図

    静岡県点群データにより、烏帽子山と千貫門周辺の3D地形図を作成しました。

  • 思い出岬からの展望
    思い出岬からの展望

    思い出岬は、雲見港の西側にある水底土石流のガラガラの岩場です。左の陸トンビと右の牛着岩が見られます。

  • 牛着岩(うしつきいわ)
    牛着岩

    雲見大橋の真ん中あたりから、大牛着(左)と小牛着(右)の間に富士山が見えることがあります。

もっと見る(残り-10)

  • 沖トンビ
    沖トンビ

    思い出岬の北にある離れ磯は沖トンビと呼ばれます。

  • 陸トンビの露頭
    陸トンビの露頭

    思い出岬の陸側の先端を釣り師たちは陸トンビと呼びます。様々な表情をした軽石火山灰の地層が広がり、薄いシルト層が挟まれています。

  • 陸トンビの露頭
    陸トンビの露頭

    凝灰岩が熱水で変質したようです。

  • 熱水変質した凝灰岩
    熱水変質した凝灰岩

    雲見港の東側の崖には凝灰岩が熱水で黄褐色に変色しています。

  • 赤井浜(あかいはま)の露天風呂
    赤井浜の露天風呂

    雲見から少し900m石部よりの海岸に、きれいな磯が広がり、下まで降りることが出来ます。凝灰岩の磯を見下ろす場所に、混浴の露天風呂がありましたが、諸事情により休止しています。

  • 雲見黒崎(くもみくろさき)
    雲見黒崎

    やぶ磯から見た雲見黒崎(手前の黒い岬)

  • 雲見黒崎の露頭
    雲見黒崎の露頭

    今にも壊れそうな奇岩の表面は黒い水底土石流に覆われていますが、中は緑色に変質した凝灰岩です。

  • 雲見霊廟(くもみれいびょう)
    雲見霊廟

    赤井浜の少し先の道路沿いにある石丁場の一部に霊廟が設けられました。

  • 三競展望台
    三競展望台

    雲見手前の遊歩道にある三競展望台から雲見海岸を俯瞰すると、(右から)牛着岩・沖オンビ・烏帽子山・千貫門が見えます。

  • 三競展望台
    三競展望台

    三競展望台から北には、(手前から)黒崎・日和山・萩谷崎と、奥に堂ヶ島方面が見えます。天気が良ければ、最奥に富士山も見えます。


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