川久保川の上流に位置するシラヌタの池(不知沼)は周囲を原生林に囲まれた静かな池です。約80万~20万年前に噴火して成長した天城火山(あまぎかざん)は、その後風雨や地震などにより侵食されてきました。
浸食による地すべりでできたくぼ地に水が溜まってできた池と考えられています。
Information
- なし(路肩に数台の駐車スペースあり)
- 駐車スペースから約600m
- なし
- 難易度
- ハイキング
周辺の見どころ
-
モリアオガエルの卵塊
毎年5月下旬から6月上旬にかけて、池の周囲に伸びる木の先端には、モリアオガエルの卵が見られます。
-
モリアオガエル
静かな池で、卵を外敵から護ります。
-
シラヌタの大杉
推定樹齢1000年以上の大きな杉が周囲を圧倒します。人手が入らなかったのか、四方に伸びる枝が古木の風格を形つくります。天城の太郎杉に次ぐ大きさ(樹高・幹回り)から、次郎杉とも呼ばれます。
-
お化け杉
大杉から更に林道を進むと、お化け杉があります。途中から多くの枝を上に成長した姿は千手観音のように見えます。