昭和33年秋の狩野川台風の時、土石流が流木を巻き込んで、狩野川と大見川の合流点である修善寺橋に押し寄せました。強固な鉄橋は川の流れを押しとどめ、大量の土砂・流木を上流に溜めたのです。やがて鉄橋は水圧に耐えきれなくなり倒壊して、下流に大規模な洪水が押し寄せました。
Information
- なし(修善寺駅北口に、有料、25台)
- 伊豆箱根鉄道・駿豆線 修善寺駅から徒歩5分
- なし(修善寺駅内)
- 難易度
- ハイキング
周辺の見どころ
-
月見ヶ丘
修善寺橋の西の袂にある小山で、修善寺に幽閉されていた源頼家が月を見ては鎌倉をしのんだといわれます。
-
白色凝灰岩の露頭
月見ヶ丘下の川床には、湯ヶ島層群の白色凝灰岩が露頭します。
-
白色凝灰岩の露頭
修善寺橋の下流の川床には、白色凝灰岩が露頭します。
-
柏久保城址
鎌倉時代に狩野茂光によって狩野城の支城として築かれた山城。柏久保城は大見川と古川の間を東西に伸びる丘陵の頂部に築かれていました。
-
うなり石
風の通り道なので、強い風が吹くと唸るような音が聞こえるといわれます。湯ヶ島層群の修善寺凝灰岩類に属する凝灰角礫岩のようです。
-
城山
狩野川と桂川に囲まれた小さな山です。戦国武将・畠山国清が山頂に修善寺城を築いたといわれます。