1914年に発見された鉱山ですが、現在は採掘と精錬は休止されています。最近は、都市鉱山(携帯やPCなどの貴金属)からのリサイクル業を行っているそうです。
- 地域
- 中伊豆エリア
- ジオサイト
- 持越
- 地層分類
- 約80万年前に噴火を停止した棚場火山地下のマグマだまりの熱により熱せられた地下水がマグマ内の鉱物を溶かして、断層などの隙間を通って上昇後に、石英のすき間で鉱脈が析出することがあります。
- 住所
- 静岡県伊豆市持越753
- キーワード
- 金鉱山跡
Information
- なし
- 伊豆箱根鉄道・駿豆線 修善寺駅からバス約50分、バス停・持越温泉から徒歩30分
- なし
- 難易度
- ハイキング
- 安全情報
- 鉱山跡ではリサイクル業を操業しています。
周辺の見どころ
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持越鉱山から採掘された金鉱石
地元の個人が所有している鉱石には、石英脈の中に銀黒と呼ばれる鉱脈が見られます。
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水抜間歩
金山・日陰地区の間歩(まぶ、坑道)などの水抜抗として使われていました。
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金沢間歩
日陰の山に金沢間歩の坑道が伸びます。
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槍敷(やりじき)間歩
大久保長安が槍の穂先にノミをつけて鉱脈を削った坑道です。
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持越川の岩脈
日陰橋近くの堰堤上流の右岸に岩脈のような露頭があります。
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青菜淵(あおなぶち)の岩脈
持越川の川床の凝灰岩(湯ヶ島層群)に貫入した安山岩の岩脈が露頭します。
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大滝
持越川の支流にかかる大滝です。
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後藤滝
持越川上流の後藤橋の下に見える滝です。(猫越火山の溶岩流)
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行基の滝
吉奈川にかかる小さな滝です。
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不動の滝
持越川にかかる落差2mていどの小さな滝と大きな淵があります。
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牛淵(うしぶち)
近くに牛伏間歩があります。露頭には鉱脈が浮き出ています。
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猫越川の化石
標高400mの山中の猫越川支流の河原小屋沢の川床には、単体サンゴの化石が見られます。