伊豆が南の海底にあった頃、海底で発生した地すべりにより、火山灰や軽石が乱泥流(らんでいりゅう)として更に深い海底で堆積しました。その後の伊豆半島の隆起によって、地表に現れました。修善寺近くの大見川(おおみがわ)の河原では、タービダイトや白色の凝灰岩が露頭します。
- 地域
- 中伊豆エリア
- ジオサイト
- 加殿(かどの)・田代(たしろ)
- 地層分類
- 伊豆が南の海底にあった頃、海底で発生した地すべりにより、火山灰や軽石が乱泥流(らんでいりゅう)として更に深い海底で堆積しました。その後の伊豆半島の隆起によって、地表に現れました。
- 住所
- 静岡県伊豆市田代
- キーワード
- タービダイト
Information
- なし
- 伊豆箱根鉄道・駿豆線 修善寺駅からバスで約15分(バス停・田代から徒歩5分
- なし
- 難易度
- ハイキング
- 安全情報
- 現地は川沿いの崖下でアクセスは困難です。対岸からの観察を勧めます。
周辺の見どころ
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凝灰岩露頭
大見川の河原には、修善寺白色凝灰岩が露頭します。この露頭は、タービダイトの転石か?
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凝灰岩露頭
白色凝灰岩の露頭は道路からもよく見えます。
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加殿のタービダイト
海底での乱泥流が堆積したタービダイトのシマシマが川床に露頭します。
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加殿のタービダイト
海底での乱泥流が堆積したタービダイトが川床に露頭します。泥岩部分はスレーキングで風化しています。