約2万4千年前に噴火した地蔵堂(じぞうどう)火山の溶岩流の末端に落ちる滝です。発達した柱状節理が見ものですが、崩落防止のために亀裂の間をモルタルで補強しています。以前は、裏見の滝としても知られていましたが、崩落の危険があるので、立ち入りは禁止されています。
Information
- あり-無料(50台)
- 伊豆箱根鉄道・駿豆線 修善寺駅からバス約25分(バス停・地蔵堂から徒歩20分)
- あり
- 難易度
- ハイキング
- 安全情報
- 滝の周辺は、濡れていて滑りやすいです。滝の裏に入ることはできません。
周辺の見どころ
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甲羅岩(こうらいわ)の淵(ふち)
万城の滝の上流には、大きな淵があります。
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甲羅岩(こうらいわ)
地蔵堂火山から流れ出した溶岩流に発達した柱状節理が滑らかに侵食されて、亀の甲羅のように見えます。
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林道のスコリア層
地蔵堂火山はスコリア丘で、林道の崖には噴出したスコリア層が露頭します。
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コビサワラ原生林
地蔵堂川の上流の山中には、コビサワラ原生林があります。ブナ、ケヤキ、モミ、ツガ、ヒメシャラなどの巨木にアカガシ、タブノキ、イタヤカエデ、ミズキ、アマギツツジが密生しています。
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七尋石(ななひろいし)
菅引(すげひき)川の中流の山中にある”大見の夜泣き石”とも言われる七尋石があります。 七尋(12m?)と言われていますが、半分ほどの大きさです。
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地蔵堂火山の溶岩流
万城の滝近くの地蔵堂川の左岸に溶岩流が露頭します。
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地蔵堂川最上流の滝
地蔵堂川の最上流の右股、天城火山の溶岩流に落ちる小さな滝です。