峰温泉の大噴湯は大正15年11月22日正午、爆音と共に地上約50mの上空を突き刺し誕生しました。以来90年以上ひとときも絶えることなく噴き上げ続けています。
毎分600リットル100度の温泉が高さ30mまで噴き上がる自噴水です。本来は自然の間隔で噴き上げる間歇泉(かんけつせん)ですが、周囲への影響を考えて、機械で蓋をして噴湯間隔を制御しています。
温泉で大噴湯たまごを作ったり足湯を楽しめます。
- 地域
- 南伊豆エリア
- ジオサイト
- 峰温泉・大噴湯公園
- 地層分類
- 地表に降った雨の一部が地下にしみこんだ地下水が、地下深くにあるマグマに温められた弱アルカリ性の単純温泉です。
- 住所
- 静岡県賀茂郡河津町峰446-1
- キーワード
- 間歇泉
Information
- あり-無料-10台
- 伊豆急・河津駅からバス、[峰温泉]バス停下車
- あり
- 難易度
- 楽々
- 安全情報
- 噴出する温泉は100度近い高温です。
周辺の見どころ
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間歇泉(かんけつせん)
9:30~15:30まで1時間ごとに1分間噴湯が公開されています。金曜・火曜は源泉維持管理作業のため休みです。
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間歇泉・動画
間歇泉の噴湯を動画で撮影しました。
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温泉ヤグラ
公園南にある温泉旅館前にも源泉を汲むヤグラから、湯気が勢いよくでています。
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筏場(いかだば)の溶岩露頭
河津川の峰大橋の北側の山腹で噴火した川津筏場火山の溶岩流が、河津川に達しました。
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柱状節理
溶岩流がゆっくりと冷え固まると柱状節理ができます。
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ベザイ岩
峰大橋の上流対岸に大きな岩肌が露頭しています。近くに祀られている弁財天から名前を取って、ベザイ岩と呼ばれます。湯ヶ島層群~白浜層群の凝灰岩と考えられます。