湯煙が立ち上る温泉景色の下賀茂温泉は、100℃と伊豆半島の中ではトップクラスの高温で、かつ豊富な湯量を誇ります。早春には、青野川沿いを中心に、みなみの桜（河津桜）が咲き、いち早い春の訪れを楽しむことができます。
- 地域
- 南伊豆エリア
- ジオサイト
- 下賀茂温泉
- 地層分類
- 白浜層群の凝灰質砂岩・火山角礫岩
- 住所
- 静岡県賀茂郡南伊豆町下賀茂247−１
- キーワード
- 温泉
Information
- あり-無料-51台
- 伊豆急・下田駅よりバス、［九条橋］バス停下車
- あり
- 難易度
- ハイキング
周辺の見どころ
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温泉神社
下賀茂温泉の南の高台にある、樹々に囲まれた小さな祠が温泉神社です。
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源泉
温泉神社の周囲には、３つほどの湯煙を上げる源泉があり、今でも引湯されています。
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河原の湯跡
かつては青野川の小さな支流の河原の至る所から温泉が湧いていたそうです。今では温泉は枯渇してしまい、看板がその位置を示しています。
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温泉メロン
下賀茂温泉の高熱を活用して、さとう温泉メロンの温室ではメロンが栽培されています。
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頼朝の休石（やすみいし）
源頼朝がこの地を訪れた時、この石に腰かけて休んだといわれます。
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三島神社の夫婦クス
伊豆半島最大クラスのオオクスで、二本の樹の根は結ばれています。
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大賀茂（おおかも） 水底土石流
集落の道沿いには、水中土石流の堆積層が露頭します。
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三島神社近くの露頭
旧道のＹ字路角近くの凝灰岩の崖には石祠が祀られています。
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一色（いしき）の凝灰岩（ぎょうかいがん）露頭
青野川の支流の二条川上流の一色地区に露頭する凝灰岩を祭壇として、庚申塔・地蔵・馬頭と共に石祠道祖神が祀られています。
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立岩（たていわ）
妻良峠東にある立岩の集落を走る国道沿いの畑の中に水底土石流らしい大岩が立っています。
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青野大師（あおのだいし）ダム
青野川の支流の鈴野川をダムでせき止めて、洪水調節や水道用水の確保を目的とした多目的ダムとして建設されました。
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石仏群
ダム底に沈んだ地区にあった青野大師堂の弘法大師の石仏（左端）などは、ダム湖の上に移されました。
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青野大師湖
青野川をダムでせき止めてできたダム湖です。周遊道が整備されています。
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一條の石丁場跡
一條と毛倉野を結ぶ林道沿いの竹林の中に、凝灰岩を手掘りしたような小さなトンネルがあります。トンネルにしては、狭いし、反対側に集落はありません。床には、段差が掘り残り、垣根掘りと平場掘りのノミ跡が見えます。通行用のトンネルではなく、石丁場跡のようです。
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別当（べっとう？）の地蔵
一條（いちじょう）の別当のＴ字路の角に、地蔵さんなどの石仏群が、凝灰質砂岩の崖を刳り抜いた窪みに祀られています。
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墹原（ままはら）の露頭
大賀茂川沿いの墹原に、凝灰岩の露頭があり、彫り込んだ龕には、石造物が祀られています。