石廊崎と中木の間の断崖絶壁の途中に、なだらかで小さな高原があります。この高原は池ノ原(いけのはら)と呼ばれ、絶壁に面した小さなテラス上の景観が魅力的です。約40万年前に陸上で噴火した南崎(なんざき)火山が造った台地です。南側は大きく侵食されてしまい、当初の山体と大きさは分かりません。
Information
- あり-無料-数台
- 伊豆急・下田駅からバス、[愛逢岬]バス停下車
- あり
- 難易度
- ハイキング
- 安全情報
- 西風が強いときは、強風に飛ばされないように注意しましょう。
周辺の見どころ
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池ノ原(いけのはら)
約40万年前に陸上で噴火した南崎(なんざき)火山が造った小さなテラス地形です。
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スコリア層
ユウスゲ公園前の道路沿いに、赤く酸化したスコリア層が露頭します。南崎火山から噴出したスコリアです。
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ユウスゲ公園のスコリア露頭
ユウスゲ公園の遊歩道沿いに、赤く酸化したスコリア層が露頭します。南崎火山から噴出したスコリアです。
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ユウスゲ公園の波食崖(はしょくがい)
ユウスゲ公園の海側の崖は、波で波食されて、内部の地層が露頭します。下部に見える白浜層群の凝灰質砂岩を上部の南崎火山の噴出物が覆います。
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あいあい岬からの景観
あいあい岬やユウスゲ公園から北西の方角を眺めると、切り立った海食崖が続くのが見えます。奥が三ツ石岬です。
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ユウスゲ公園の夕景
ユウスゲ公園から見ると北西の海に夕日が落ちます。
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ユウスゲ群落
池ノ原の高原には、ユウスゲが自生します。7~8月の夕暮れから花が開き、翌日の午前中にはしぼんでしまいます。
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大根島
ヒリゾ浜の対岸に浮かぶ大根島を海上から空撮してみました。以前は猿の餌付けもされていたようですが、今はいません。