• 割狐塚稲荷神社(わりこづかいなりじんじゃ)

        
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約1万年前に富士山で噴出した玄武岩の溶岩流は、南東に進み、箱根火山と愛鷹火山に挟まれた谷を埋めながら南下して、現在の三島市街地から長泉あたりを先端として、冷え固まりました。下土狩駅の東側の緩傾斜した台地には、いくつかの溶岩塚(ようがんづか)が見られます。溶岩塚は、冷え固まり始めた溶岩が、後からきた溶岩に押されて、膨張して亀裂が入った小さな丘のような形をしています。稲荷神社は、大きな溶岩塚の亀裂を参道として利用して、鳥居と神社が建てられました。

割狐塚稲荷神社
地域
北伊豆エリア
ジオサイト
割狐塚稲荷神社
地層分類
約1万年前の富士山噴火で流下した三島溶岩流
住所
静岡県駿東郡長泉町下土狩663
キーワード
玄武岩溶岩塚富士山

Information

 
なし-下土狩駅近くの長泉町営駐車場(62台、有料)から徒歩10分
 
JR御殿場線・下土狩駅から徒歩10分
 
参拝者用トイレ
難易度
ハイキング
安全情報
岩の割れ目に造られた参道を歩きます

周辺の見どころ

  • 溶岩塚(ようがんづか)
    溶岩塚

    溶岩の表面は冷え固まるが、内部の熱い溶岩の力により塚状に膨張して、亀裂が入りました。その亀裂を参道に利用しています。

  • 割狐岩(わりこいわ)
    割狐岩

    この岩の割れ目に老狐が住みついていたと伝えられています。

  • 縄状溶岩(なわじょうようがん)
    縄状溶岩

    溶岩流の末端表面に縄状の模様ができました。


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