伊豆が海底火山の島だったころのなごりで、海底火山から噴出物が、衝突による地殻変動で隆起した丘に、戦国時代関東一円を治めた北条氏の水軍根拠地がありました。重須湊を守るための城と考えられています。
- 地域
- 北伊豆エリア
- ジオサイト
- 長浜城跡
- 地層分類
- 伊豆が海底火山の島だったころのなごりで、海底火山から噴出物が、衝突による地殻変動で隆起した丘。
- 住所
- 静岡県沼津市内浦重須(おもす)
- キーワード
- 城跡海底火山
Information
- あり-無料-数台
- JR東海道線・沼津駅から路線バスにて[城下橋]バス停下車
- あり
- 難易度
- ハイキング
- 安全情報
- 崖では転倒や落石などに注意。道路では車の往来に注意
周辺の見どころ
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第一曲輪の堀
城跡の第一曲輪近くの掘には凝灰岩がのぞきます。
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長浜城址から内浦湾
戦国時代に関東一円を治めた後北条氏の水軍の拠点とされた城跡です。
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長浜城址・露頭
城址の東側の磯場には、凝灰岩が露頭しています。
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シーパラ・露頭
伊豆三津シーパラダイスの駐車場には、開削された壁に流紋岩(りゅうもんがん)が露頭しています。
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ウイルガサキの露頭
小海の道路の海側は、ウイルガサキと呼ばれます。岩脈(がんみゃく)らしきものが露頭します。
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ウイルガサキの岩脈
岩脈は、淡島に向かっています。
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重寺(しげでら)・隧道
重寺の旧道には趣のある隧道が残されています。
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手掘りの隧道
隧道の壁には、凝灰岩を手掘りで掘った跡が見られます。
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重須(おもす)・露頭
重須の集落の南に位置する山の上部には水底土石流の岩峰があり、西から見ると屏風のように見えます。
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重須露頭の空撮
空から露頭の周囲を撮影しました。
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発端丈(ほったんじょう)山頂
内浦長浜の南東にそびえる山が発端丈山です。山頂は、樹木は無いものの、丸くなっているので、展望はあまりよくありません。
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発端丈山からの空撮
山頂から140mの高さからの展望です。