函南町の東側の山地には、溶岩流や軽石火砕流、ローム層の露頭が点在します。
桑原の稲荷神社の背後の崖には、約40万年前~25万年前に噴火した湯河原火山の噴出物が露頭しています。
Information
- なし
- JR東海道線・函南(かんなみ)駅から徒歩30分
- なし
- 難易度
- ハイキング
- 安全情報
- 露頭の落石に注意。
周辺の見どころ
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入谷・万年杉の露頭
桑原・入谷の万年杉の観音堂奥に、湯河原火山の溶岩流が露頭します。岩の上には、不動明王の石仏が祀られています。
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岩脈(がんみゃく)
熱函道路下の洞に、熱海火山の岩脈らしきものが露頭します。
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岩脈
玄岳の熱海側の林道沿いに岩脈があるといわれています。明確ではありませんが、この露頭が相当すると考えます。
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岩脈
玄岳の熱海側を流れる和田川の上流の川床に未発達の節理を呈する岩脈らしきものが露頭します。
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柿沢川・溶岩流
柿沢川の原山橋(はらやまばし)の上流の川床に、熱海火山の溶岩流が水流に浸食されて滑沢になっています。
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鮫ヶ淵(さめがふち)
柿沢川の原山橋の上流に、板状節理(ば゜んじょうせつり)を呈する溶岩流が露頭します。
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日守・採石場跡
日守山の麓にある採石場跡では、海底火山の噴出物が採石されていました。
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冷川・軽石火砕流
冷川の崖には、箱根の軽石火砕流堆積層を掘った穴があります。
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丹那トンネルのズリ
冷川の道路沿いの擁壁に、丹那トンネルのズリ石が使われています。
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大土肥・ローム層
大土肥の雷電(らいでん)神社下の崖に、ローム層が露頭します。下部層には川を流れた砂礫層があり、その上を三島パミス(約4万7千年前)を含むローム層が覆います。
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丹那・採石場
丹那の断層線近くの採石場の上部層には、赤いスコリア層が見えます。この付近に噴火口があったのでしょうか?
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下丹那(しもたんな)・ローム層
下丹那の畑の崖にローム層が露頭します。
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神原(かんばら)・入穴(いりあな)
冷川の不動滝の水源がこの穴の奥にあります。箱根軽石火砕流堆積層を湧水が浸食した小さな穴です。
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白山(はくさん)神社・軽石火砕流
畑毛(はたけ)の白山神社の西側の崖に、箱根軽石火砕流の堆積層が露頭します。