JR東海道線の函南駅を見下ろす場所に、丹那トンネル工事で犠牲となった殉職者を慰霊する碑が建てられています。毎年、慰霊祭が行われています。
Information
- なし
- JR東海道線・函南(かんなみ)駅から徒歩10分
- なし
- 難易度
- ハイキング
周辺の見どころ
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丹那山隧道殉難碑
平井の養徳寺(ようとくじ)境内にも、丹那トンネル工事の殉難者の慰霊碑が建てられています。
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不動明王・文字碑
冷川不動尊の境内には、丹那トンネルの三島口の工事を担当した伊澤組が寄進した不動明王の文字が刻まれた石碑が立ちます。坑口に入る作業者が工事の安全を祈った場所です。
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川隧道(かわずいどう)
丹那トンネルの工事で掘られたズリは、鉄道を通すために谷を埋める基礎として使われています。来光川(らいこうがわ)の谷を埋めたズリには、川を流すためのトンネルが設けられています。
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狩穴堰(かりあなせき)
上沢(かみざわ)公民館の前にある堰で、三筋の用水に分ける工夫です。ここから、大場用水、八ツ溝(やつみぞ)用水と上沢用水に分けますが、上沢用水にも水が流れるように、64~65本の棒杭が打たれています。 古来より重要な堰で、杭一本の打ち増しや抜き取りは容易ではなく、たびたび水争いの問題を起こしてきました。 狭義の八ツ溝用水は、ここから始まり、八ツ溝堰までです。
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八ツ溝堰(やつみぞせき)
この堰で、八ツ溝用水は、大土肥・仁田・間宮・塚本の田地を潤す八本の用水路に分流されます。 江戸時代には、一番堀から八番堀まで八つの堀に分けていたので、八ツ溝と言われています。
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水力発電所・取水堰
平井の柿沢川に設けられた取水堰からの水で水力発電して、明治40年までの4年の間、三島・沼津・熱海に電灯電力を供給していました。水力発電所の遺構は、残念ながらほとんど残っていません。
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桑原・薬師堂
桑原の薬師堂は明治30年に建てられたお堂で、廃仏毀釈から守られた24体の仏像群を祀ってきました。
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かんなみ仏の里美術館
桑原・薬師堂で守られてきた24体の仏像を展示する美術館です。