• 牛ヶ淵(うしがふち)

        
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約1万年前に富士山で噴出した玄武岩の溶岩流は、南東に進み、箱根火山と愛鷹火山に挟まれた谷を埋めながら南下して、現在の三島市街地から長泉あたりを先端として、冷え固まりました。黄瀬川(きせがわ)を流れた溶岩流が段になった場所は水流に侵食されて、滝をつくりました。牛ヶ淵は滝の落差から比べると広い淵を持ちます。

牛ヶ淵
地域
北伊豆エリア
ジオサイト
牛ヶ淵
地層分類
約1万年前の富士山噴火で流下した三島溶岩流
住所
静岡県 駿東郡長泉町黄瀬川
キーワード
玄武岩溶岩富士山

Information

 
なし
 
JR御殿場線・長泉なめり駅から徒歩10分
 
なし
難易度
橋の上から観察
安全情報
橋の幅が狭いので、車の往来に注意

周辺の見どころ

  • 鎧ヶ淵(よろいがふち)
    鎧ヶ淵

    牛ヶ淵の下流(約1km)には、牛ヶ淵と似たような出来かたをした鎧ヶ淵があります。鎧ヶ淵も滝の落差から比べると広い淵を持ちます。

  • 牧堰(まきせぎ)
    牧堰

    鮎壺の滝の300m上流において黄瀬川の水を分水する堰で、沼津市の北部の水田に灌漑用水を供給していました。

  • 本宿(ほんじゅく)用水
    本宿用水

    鮎壺の滝のすぐ上に新井堰(あらいせき?)を設けて黄瀬川の水を分水して、長泉町の本宿に灌漑用水を供給しています。


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