沼津港の内港とその後背地(こうはいち)の50ha、 9,000人を津波から守るために作られた水門です。津波をシャットアウトする扉体(ひたい)は、幅40m、 高さ9.3m、重量は406tと日本最大級です。
上部には展望施設があり、両岸に設置した13人乗りのエレベーターにより昇ることができます。両側の展望回廊をつなぐ連絡橋からは、北には愛鷹山、富士山、南アルプスを望み、遠く清水まで見渡せます。
Information
- あり-無料(港口駐車場)-60台
- JR東海道線・沼津駅から沼津港行バス「びゅうお入口」下車、徒歩1分
- あり
- 難易度
- 街歩き
- 安全情報
- 津波時には、近くの津波避難ビルに
周辺の見どころ
-
沼津港
びゅうおに守られる沼津港内港と魚市場
-
千本浜の展望
びゅうおからの千本浜(せんぼんはま)の景観
-
千本松原
駿河湾の北部に弧を描く千本浜は、富士川からの土砂が堆積した砂州(さす)です。その千本浜には、防潮と防風を目的に、数十万本の松が植えられています。
-
要石(かなめいし)
千本松原の中に祀られる要石神社のご神体は、要石と呼ばれる。玉垣で囲まれた小さな境内の石祠の後ろのくぼ地に要石の一部が見えます。
-
『びゅうお』の夕景
びゅうおは、日没後から午後10時までライトアップされます。日中は、エレベータで展望台に昇れます(有料)。
-
ダルマ夕日
冬の天気の良い日の夕方、ビュウオの向こうに日が沈むと、ダルマのように見えます。
-
蛇松線跡(じゃまつせん)
東海道線の建設工事のために、沼津港から現在の沼津駅付近まで建設資材を運搬する鉄道が敷設された。県内で初めて蒸気機関車が走った。
-
蛇松線跡
沼津駅と沼津港まで結んだ蛇松線の周囲には住宅地が広がってきたが、線路跡は公園や緑道として、市民に守られている。