約1万年前に富士山から流れ出した玄武岩の溶岩流は、愛鷹山と箱根山の間の谷間を埋めて流れ下り、約40km南にある現在の三島の地を末端として、冷え固まりました。鮎止めの滝は、三島溶岩流の東の末端に位置して、滝つぼの下部には、三島溶岩流が愛鷹ローム層などを覆う様子が見られます。地元では、鮎返しの滝とも呼ばれています。
Information
- あり-無料(上岩崎公園)-18+37台
- JR新東海道線・三島駅から徒歩25分
- あり
- 難易度
- 街歩き
- 安全情報
- 滝つぼ近くに降りる道は転倒しないように注意しましょう。
三島市内の滝
-
鮎止めの滝・基盤岩
三島溶岩流の下部には愛鷹ローム層や古富士火山や箱根火山からの噴出物と考えられる地層が見られます
-
瀧川(たきがわ)神社
箱根西麓を流れる山田川に落ちる小さな滝近くに瀧川神社が建ちます
-
瀧川神社の滝
山田川の支流から小さな滝が落ちます。上流にはわさび田も見えます
-
矢野坂(やのさか)の滝
境川(さかいがわ)を埋め立てた三島溶岩流が侵食されて小さな滝と大きな淵を造りました。
-
雄滝(おだき)
境川の支流にかかる滝で、箱根火山の噴出物を侵食したとみられます。
-
蜘蛛が淵(くもがふち)
沢地川(さわじがわ)上流に位置し、箱根火山からの噴出物を侵食してできた二段の滝です。
-
蜘蛛が淵・上段の滝
下段の滝の上流にある滝。向かって右の浸食された崖には不動明王の石造物が祀られています。
-
観音滝
山田川の支流にかかる小さな滝。箱根火山のひとつである湯河原火山の噴出物を侵食してできました。
-
松尾(まつお)滝
山田川の上流にあり、箱根火山の噴出物を侵食してできた滝です。
-
日陰洞(ひかげぼら)の滝
山田川の上流にあり、箱根火山の噴出物を侵食してできた滝。柱状節理の上を流れます。
-
お寺の淵
山田川の上流にあり、箱根火山の噴出物を侵食してできた淵です。
-
箱淵(はこふち)
山田川の上流にあり、箱根火山の噴出物を侵食してできた淵です。