井田（いた）

駿河湾の海流に運ばれた砂礫が堆積してできた砂嘴（さし）ができました。砂嘴の内側にはかつて入り江がありましたが、山からの土石流によって埋め立てられて平地となりました。砂嘴は閉じて、砂洲（さす）となりました。

閉じた砂州の内側に残ったくぼ地に淡水が溜まり、明神池となりました。

煌めきの丘の西の尾根には、6世紀末に造られた17基の円墳が見られます

横穴式の石室が発掘当時の状態で見学できます。

井田の海岸の北には、井田火山の溶岩流が収縮して、ひび割れています。

赤く酸化したスコリアが溶岩流の高熱で再溶結しています。

井田海岸の南にも井田火山の溶岩流が露頭します。

強い風波にあおられた波が井田の南のゴロタ浜で立ち上がります。