函南町の東の山間部は、湯河原火山と熱海火山の噴出物が造った傾斜地です。溶岩流を侵食して、いつくかの小さな滝があります。
観音滝は、木立キャンプ場の手前にあり、湯河原火山の溶岩流の上を流れ落ちます。滝の右岸に、御堂があり、中に観音像が安置されています。
- 地域
- 北伊豆エリア
- ジオサイト
- 観音滝
- 地層分類
- 約40万年～25万年前に噴火活動した湯河原火山の溶岩流
- 住所
- 静岡県函南町桑原（くわはら）
- キーワード
- 滝湯河原火山
Information
- あり-無料-数台
- 公共交通機関によるアクセスは無し
- なし
- 難易度
- ハイキング
- 安全情報
- 観音滝までの林道は狭いので通行には注意してください。また滝の周囲はけわしい崖です。上からの落石に注意してください。
周辺の見どころ
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冷川（ひえかわ）・不動滝
湯河原火山の溶岩流を侵食した小さな滝です。源流は300mほど上流の入穴（いりあな）と呼ばれる小さな湧水です。
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不動滝・降魔（ごうま）の剣
不動滝の上部の溶岩流には、青銅でできた降魔の剣が刺さっています。弘法大師が滝行したと伝えられる座禅石が滝つぼにあります。修験者が不動明王を祀って修行した場所と考えられます。
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お鶴が盤石（おつるがばんじゃく）の滝
来光川の馬坂（うまさか）あたりの支流の途中にあり、５メートルほどの落差で水量は少ないです。巨石で水流が遮断されたようです。周囲には、安山岩の巨石が点在しています。元々は、盤石の滝と言われていましたが、お鶴さんという娘が恋に破れて投身してからは、この名前になったそうです。
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爪彫不動の滝
船山の高源寺の冷川沿いに、弘法大師が爪で彫ったと言われる不動像があります。その手前に落差５メートルほどの滝があります
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弘法爪彫不動
弘法爪彫不動滝の傍の溶岩流の壁には、弘法大師が爪で彫ったと伝えられる不動明王の線刻（左）と、新しい不動明王の線刻（右）が刻まれています。
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布滝（ふったき）
冷川の上流には、布滝と呼ばれる滝があります。
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田代・不動滝
落差６メートルの滝で、田代盆地の水田を潤しています
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せきれいの滝
柿沢川の中流にかかる熱海火山の溶岩流を侵食した滝です。
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平井・不動滝
平井にあるひょうたん山からの湧水が細い水流で落ちる小さな滝です。
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不動滝・水源
不動滝は熱海火山の溶岩流の末端に位置します。