かつては大久保山が海に突出していたので、大久保の鼻と呼ばれていました。海底火山の火山の根に発達した柱状節理を採石していたが、鼻に相当する地形はほとんど削られてしまいました。
Information
- あり-多比の防潮堤後ろ
- JR東海道線・沼津駅から路線バスにて[多比]下車
- なし
- 難易度
- ハイキング
- 安全情報
- 道路の通行に注意
周辺の見どころ
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大久保の鼻・江浦からの展望
江浦(えのうら)から、採石されて平らになった大久保の鼻が見えます。
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多比(たび)・石丁場跡(いしちょうばあと)
かつては、伊豆石(火山灰が堆積した凝灰岩)を採石していた跡がいくつもあります。
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江浦横穴群
海底火山の凝灰岩の崖に、古墳時代に掘られた横穴墓 24基が保存されています。
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多比・海岸の露頭
海底火山から噴出して堆積した凝灰岩がマグマの高熱により、変色しています。
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多比・観音堂
大平山の中腹の海食洞を、この地区の人々は観音堂として護っています。
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多比・防潮堤
津波から多比地区を守るために、高さ7.7mの防潮堤が造られました。
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多比第一隧道
多比地区内に走る旧道のトンネルは、安山岩の岩脈を開削して造られました。
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トンネル・斜交層理(しゃこうそうり)
隧道の一部には、江の浦凝灰岩の縞々も見えます。不整合面に加えて、斜交層理や小断層なども見えています。
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3D斜交層理
トンネル内の斜交層理を、フォトグラメトリにより、3Dモデルを作成しました。
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3Dお堂
多比の小さなお堂を、フォトグラメトリにより、3Dモデルを作成しました。