国道一号線の箱根に登る道沿いでは、ローム層が露頭しているところがあります。箱根火山の西麓に降り積もった降下テフラ（火山灰・軽石・スコリアなど）やローム層（土埃）が幾度となく堆積して地層を成しています。
- 地域
- 北伊豆エリア
- ジオサイト
- 山中城址手前の畑の崖
- 地層分類
- 約6万5千年以降の降下テフラ堆積層
- 住所
- 静岡県三島市山中新田
- キーワード
- 降下テフラローム層
Information
- なし（山中城址公園に駐車）-無料-数十台
- JR東海道線・三島駅からバス停「山中城跡」下車、徒歩15分
- あり（山中城址公園）
- 難易度
- ハイキング
- 安全情報
- 国道沿いを歩くので、通行注意
三島市内の露頭
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鮎止めの滝・露頭
鮎止めの滝下流の大場川の東側の崖には、木々の間に御殿場泥流の露頭が見られます。
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テフラ露頭
縦貫道・玉沢ICの南東にテフラが露頭します。
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開田院（かいでんいん）露頭
赤王のペット霊園の北側の崖に、約6万5千年前に箱根火山から流れ下った軽石火砕流が堆積しています。
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田種寺（でんしゅじ）・露頭
多呂のお寺の東側には、約6万5千年前に箱根火山から流れ下った軽石火砕流が堆積した崖があり、人工的に洞穴を掘って利用しています。戦時中は、代用セメントとして利用されたそうです。
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田種寺・横穴墓
洞穴を抜けた先には、横穴式の古墳跡もあります。
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清住緑地（きよずみりょくち）・御殿場泥流（ごてんばでいりゅう）露頭
清住緑地の湧水が侵食した崖（東側）には、約2700年前に流れ下った御殿場泥流の堆積層が露頭します。
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御殿場泥流露頭 3Dモデル
この露頭も、将来見られなくなるかもしれないので、3Dモデルにしておきました。
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扇平のテフラ露頭
平安時代の三島から箱根に抜ける古道の途中に開けた平らな場所があります。古富士・愛鷹・箱根などからのテフラが露頭しています。